コンタクトレンズとは

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ケア用品について

正しいコンタクトレンズのケア

レンズやケア用品の取扱方法を誤ると眼障害につながります。
レンズやケア用品(特にレンズケース)は清潔に保ち、正しい取扱方法で使用してください。

ソフトコンタクトレンズのケア

ソフトコンタクトレンズには、洗浄・すすぎ・消毒・保存の4つのケアが必要です。
ソフトコンタクトレンズは水分を含んでおり細菌や微生物が繁殖することがありますので、目から外すたびに「消毒」が必要です。
また、タンパク質除去が必要となる場合がありますので、眼科医の指示に従ってください。

❶ マルチパーパスソリューション(MPS)

マルチパーパスソリューションとは、ひとつの液で洗浄・すすぎ・消毒・保存というレンズのケアがすべて行なえるケア用品です。

❷ 過酸化水素製剤

過酸化水素は消毒効果が高いケア用品です。コンタクトレンズの中に入り込んで消毒を行った過酸化水素を消毒後に中和する必要があります。
中和を忘れたり中和が不完全だと、ソフトコンタクトレンズの場合、装用時に強い刺激を伴うなど安全に使えないことがあります。
過酸化水素のケアは、製品ごとに中和方法に違いがあります。また、カラーコンタクトレンズに使用できない製品もあるため、
使用するケア用品の使用説明書をよく読み、正確に理解した上で使用しましょう。

❸ ポビドンヨード製剤

ポビドンヨードにより消毒を行います。消毒液と中和剤に分かれたタイプのもので、消毒液の主成分がヨウ素であるため、
オレンジ色をしているというのが大きな特徴です。レンズが再装着できるようになるまでには消毒液を中和する必要がありますが、
液は中和されると無色透明に変わります。ヨウ素にアレルギーをお持ちの方、甲状腺機能にトラブルのある方は使用することはできません。

ハードコンタクトレンズのケア

❶ 洗浄保存液タイプ

ハードコンタクトレンズの洗浄と保存を1本で行うものです。洗浄保存液をレンズにつけ、指先で十分にこすり洗いしてから水道水でよくすすぎます。 すすいだ後は洗浄保存液を9分目まで入れたレンズケースにレンズを収納します。※タンパク質の汚れは、別途処理が必要です。

❷ 酵素入り洗浄保存液タイプ

洗浄保存液タイプと取扱方法は基本的に同じですが、洗浄保存液に液体酵素液が既に配合されており、レンズ保存中にタンパク質を分解除去します。

自主基準適合マーク

ご存じですか?
自主基準適合マーク

自主基準適合マーク

一般社団法人日本コンタクトレンズ協会では、コンタクトレンズユーザーの皆様が安心してケア用品(洗浄剤、保存液など)を選んでいただけるように、品質や安全性が基準(ケア用品安全自主基準※)に適合しているかを審査し、適合した製品に「適合マーク」を交付しています。ケア用品ご購入の際は、この「適合マーク」があるかどうかご確認のうえご購入ください。

なお、ケア用品のうち、ソフトコンタクトレンズ用化学消毒剤(マルチパーパスソリューション、過酸化水素製剤、ポビドンヨード製剤)は「医薬部外品」に分類されるため、このマークの対象外となります。

  ソフトコンタクトレンズケア用品 ハードコンタクトレンズケア用品
ケア用品安全自主基準の
審査対象
洗浄剤 洗浄剤
保存剤 保存剤
洗浄保存剤 洗浄保存剤
溶解水 溶解水
薬機法の規制対象 消毒剤(マーク対象外:医薬部外品)

※ケア用品安全自主基準は、コンタクトレンズケア用品の国内外の環境変化を考慮しながら、
国際基準(ISOなど)や日本薬局方、厚生労働省からの各種通知など公表されている各種の基準を参考にして試験方法を定めています。


「ケア用品安全自主基準試験項目」

❶ 性状・外観

ケア用品の色やにおい、および異物がないかどうか等について確認します。

❷ 眼刺激試験

ケア用品の目に対する刺激について確認します。

❸ 微生物限度試験

ケア用品の中で微生物が増殖しないかどうかについて確認します。

❹ 安定性試験

ケア用品を安全に使用できる使用期限について確認します。

❺ コンタクトレンズへの適合性試験

ケア用品とコンタクトレンズとの適合性を確認します。

❻ 容器の溶出物

ケア用品の容器の安全性について確認します。

❼ 表示

箱やラベルに記載された表示について、特長や使用方法などが正しく表示され、ユーザーの皆様に誤解を与えるような表現がないかどうか確認します。